【レギュDダブル】大厄災パオジアン【単体考察】

こんにちは、むばしゃです。今回はレギュDのダブルバトルオフ会であるがにゅーオフ、鉄輪オフ、ちゃんはのチャレンジカップで使用し強いと感じたポケモンを紹介しようと思います。

ようきAS252B4

【調整意図】

最速→カタストロフィを採用しているため火力よりも素早さ重視

B4→水流連打意識

 

【技の採用理由】

つららおとし:非接触で火力が高く、おまけに怯みも狙える素晴らしい技。上記3オフは全てクローズドシートなため、見えないトルネのゴツメに怯えなくていいのが良い。命中不安は日頃の行いでカバーすれば問題なし!問題なし…

 

カタストロフィ:他のパオジアンと比べて最も異端な部分であり今回最も語りたい部分。この技の強みは①対高耐久(特にクレセリア)②選出機会が大幅に増える③テラス択拒否性能 の3つあると考えている。

①対高耐久(特にクレセリア)

カイナやヒスイヌメル、(テラスした)ディンルーなど倒すのが難しいポケモンを確実に半分削ることができるため横や裏のポケモンと合わせて素早く倒すことができる。特にクレセリアに対しては、横のゴリランダー(意地84振り以上まで伸ばすとカタストロフィ+災い&グラスフィールド込みウッドハンマーで確実に倒せる)と合わせて1ターンで倒すことができ、それに成功すればガチグマなど相手のアタッカーを上から制圧してイージーウィンできるので高い勝率が見込めた。

②選出機会が大幅に増える

まず前提として、私はパオジアンというポケモン積極的に選出したいポケモンだと考えている。災いの剣のもとで横の物理アタッカーと合わせて攻撃していく立ち回りが明らかに強いため。それを踏まえて、カタスという技は相手を確実に半分削ることができるので、どんな相手にも最低限以上の仕事をこなせるのである。つまり、この型のパオジアンは選出して腐ることが本当に少ないということ。困ったら出していいくらい信用できるポケモンになった。

③テラス択拒否性能

以下では、「従来のパオジアン」の技構成を「つららおとし(つらら)/せいなるつるぎ(聖剣)/ふいうち(不意)/まもる」とする。

例えば対サーフゴー。従来だとテラスしないなら不意、鋼テラなら聖剣が正解となる択だが、カタスを採用すればカタスでOK。

例えば対ヒードラン。従来だとテラスしないなら聖剣、妖テラや草テラされるならつららが正解だが、こちらもカタスでOK。

というように、タイプ相性を無視して半分削ることができるカタスは最高の安定択として、テラス択を越えて振ることができる。いかりのまえばと違って無効タイプもないんだからすごい。

 

カタストロフィを採用したパオジアンはシングルでたまに使われており、ダブルに輸入したら面白いのではないかと考えて考察に至った。ダブルの構築を組む際でも、ダブルの資料だけでなくシングルに目を向けるのも良いと思う。

 

こおりのつぶて:ふいうちと違って択になることなく確実に削ることができる先制技。タスキトルネロスに対してつらら→つぶてで確実に倒すことができる、など活きる場面は多かった。ようきで採用してるため、環境にいるほぼ全てのポケモンの上を取ることができるので、火力がほしい場面ではつらら、先制技で少しでも削りたい場面ではつぶてと使い分けることができ、「火力のある先制技」であるふいうちを採用するメリットが薄いと感じた。

 

まもる:割愛

相性の良いポケモン

・ゴリランダー

カタス+ウドハンが受かる草等倍以上のポケモンはいないんじゃないか?というくらいパワーがとんでもない。ねこだまし+カタスから入ることで2ターン目のリーチを更に伸ばすことができるなど、器用な面も兼ね備えている。

・悪ウーラオス

悪技であるあんこくきょうだは半減にされる機会が少なく一貫性が凄まじいので、パオジアンと並べてカタス強打してるだけでゲームが終わる、なんてこともある。合体寿司も妖テラ以外ならカタス強打で倒せるので楽に勝ちやすい。悪タイプを2匹並べることで相手のマジカルシャインなどの通りが凄まじいが、そこはテラスタルで解決すれば良し。

特に選出したい相手

・ガチクレセ

相手の先発はカイナ+クレセであることが多いので、ゴリラ+パオと選出。パオに霊テラ切ってねこ+カタス→ウドハンと動くことで隠密マントクレセ以外ならトリルを貼られる前に倒すことができる(オボンやカタス外しの場合でも、2ターン目にもう1回カタスを撃つことで対応可能)。初見殺し性能も高く、95%を越える勝率を叩き出していた。

 

強いのでぜひ使ってみてください!